読書の秋 お薦めの一冊第2弾

p2009_1106_113922ソフトバンクホークスがシーズン3位に終ったと同時に、今シーズンの野球中継も終了して、抜け殻状態だったこの秋。現在は日本シリーズが行われている最中、どうしても野球から離れられない私は、野球に関する読み応えある著書を探していた所、見つけたんです。以前、阪神ターがース金本選手の『覚悟のすすめ』を紹介しましたが、

今回も、この秋の夜長にお薦めの一冊があります。たまたま週刊誌で載っていた推薦本だったのですが、手にしたその日にあっという間に読み終わってしまいました。大変興味深い本です。

『キャッチャーという人生』講談社から出版されている、赤坂英一さんの著書です。

これには、簡単に言いますと、内容は、かつて広島の正捕手だった達川光男さんや、巨人の村田真一さん、様々な球団を渡り歩いた山中潔さん、中日谷繁選手、ロッテ里崎選手など、『野村克也、古田敦也』でない、キャッチャーたちの様々なエピソードが書かれている本です。

例えば、かつての投手王国、北別府、川口、大野、そして、津田恒美をどうリードしていったのかと言った話や、80年代森監督率いる西武ライオンズと広島カープの日本シリーズで、達川さんが、森監督の心理戦に敗れた話など、当時野球少年だった僕には、本当に、興味深い話ばかりが掲載されています。

 現在中日ドラゴンズの正捕手として君臨する谷繁選手のことが書かれた部分では、『第11章 すべてが見えるとき』で、07年中日と日本ハムの日本シリーズで、8回までパーフェクトピッチングをしていた中日山井が降板した事に関する谷繁の主張、『キャッチャーは、どんな試合内容よりも、チームが勝つ事が最優先であり、交代はチーム全員が納得した上での決断だった』と言う当時のエピソードや、横浜時代の権藤監督との出会いなどが詳しく本人のコメントを中心に載っています。p2009_1106_113954

 一番印象的だったのは、『キャッチャーにはキャッチャーだけのゾーン』があると言う事。『ものすごい見えるんです。こういったら詰まるとか、これを投げさせたらバットの先だとか』、それで全てが思い描いた様に行く時がシーズン1週間位あるそうです。これは、里崎も同じ事を口にしていますが、非常に、キャッチャーと言うポジションの深層心理を描いた部分があって、これは、野球のコアなファンはたまらない一冊となるでしょう。改めて、野球の見方を変えたい方は、是非呼んでみて下さい。

 

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