パンツの丈

イマドキの男でいたいと

スラックスの丈を短くしている。

おっさんなりに流行を取り入れようと頑張っている。

しかし、これ。

一つ間違えば

ズボンの丈が短い、つんつるてんオヤジと思われる諸刃の剣。

で。

おととい

「タマリバ」スタッフの女子たちから

声をかけられた。

「きくさーん、ちょっとズボンの丈、短いと思うんですが・・・」

「そうそう、実は私も春からずっと思ってたんですけど・・・」

明らかに「きくさんのためにつんつるてんを指摘してあげた」的な

勇気をふりしぼって切り出した感があった。

えっ、おれ、4月からずっと、つんつるてんオヤジと思われとったと?

それ、はよ、言わんかーい!

なまはげ

我が愚息、幼稚園坊主。

その天敵は

秋田名物「なまはげ」だ。

言うことを聞かない時、

パソコンで「なまはげ」の動画を見せると

一発でおりこうさんになる。

即効性抜群の特効薬だ。

事あるごとに

「なまはげ、電話で呼ぶぞー」とか

「なまはげ、ネット予約するぞー」とか

「なまはげ、フリーダイヤルで来てくれるようになったぞー」とか

「なまはげ、今日は近くのビジネスホテルに泊まっとーよー」など

あの手この手で脅しているが、

見事に怯えて、おりこうさんになる。

 

そのなまはげに!

先日、ばったりスーパーで出くわした。

「なまはげ」が出張で福岡に来ていたのである。

以来、坊主のおりこうさんは続いている。

 

どうやら、「はげ」という言葉に

脅威を感じているようである。

  

よし、ならば!

実家のじーちゃんに会わせてみよう。

この「なまはげ」は、

「マジはげ」

頭、光っとーよ~

てっぺん、洗顔フォームで、いーとよ~

怖い話

某大学の学祭に行った。

家族で。

我が家の幼児が

「怖い話」の公演に行きたいと言うので

肝試しに行った。

会場は真っ暗な教室。

映像と朗読で

怖い話が展開されていく。

小生も目を閉じ

怖い話の朗読に聞き入った。

次第に、話が怖くなっていく・・・

暗闇の中、

絶妙な間をもって

いよいよクライマックスへ。

シーンと静まり返った、

その時!

どこからともなく、大声が!!


「ママ!このゴミ、もっとってー!」

 
クライマックスが、

ま、まさかの

愚息のセリフとなった・・・

なんで、ここで、ゴミやねん!

「ホント、親父の顔が見てみたいわ!」

 
そんな症状の方は、タマリバとスーパーニューススポーツコーナーを。

ついに!俳優 玉木宏さんに・・・

前回、ブログで綴ったとおり、

いろいろあった、のち、

散髪に行った。

 

勇気を出して

「アイアンシェフ」の玉木宏さんの写真をスマホで提示し、注文した。

玉木宏さんカット、一つ・・・

 

翌日、会社で。

誰にも気づかれず・・・

  

なので、自己申告した。

反応は。

1人目「ん~、言われてみれば、髪の雰囲気はね・・・」

2人目「なんか、おっしー、って感じやねー、顔が・・・」

3人目「んー、やっぱ、柴犬に似とーねー・・・」
 
 
やっぱ、犬かい!

俳優 玉木宏さんと

「料理の鉄人」を13年ぶりに復活させ、

この秋はじまった「アイアンシェフ」(毎週金曜午後7時57分)

その主宰役を務めるのがイケメン俳優、玉木宏さん。

インタビューした坂梨公俊アナも虜になるというほど

男としても憧れる俳優である。

そんなアイアンシェフの玉木宏さんをテレビで見ていて、

「ひょっとして、ぼ、ぼく、似てる?」

あろうことか、そんな思いがよぎってしまった。

一応、鏡を見に行き、自分を確認した。

幻覚だった。

でも、髪の長さが似ていた。

そこで今日、

本番前にヘアメイクさんに聞いてみた。勇気を出して。

ひょっとしたら「あっ、似てる~」的な反応が返ってくるかも・・・みたいな良からぬ希望的観測も含めたチャレンジの一環で。

山口「ぼく、アイアンシェフの玉木宏さんみたいなヘアスタイルにしたいんっすけど・・・できますかね~このあたり、少し似てません?」

・・・ (沈黙)

ヘアメイク「あっ、いや、まー・・・ 玉木さん、ですよね~?」

・・・(沈黙)

やってもーたー。

そして「タマリバ」本番前。

スタッフが集うリハーサル室に戻ると、ヘアメイクさんたちが

スマートフォンで玉木宏さんの画像を見ながら笑っていた。

「へ~、きくさん、玉木宏さんになりたいんだ~ でも・・・」

すると、それを聞いたディレクター陣やコメンテーター、司会者たち10人あまりが、

「どれどれ?きくさん、どれになりたいとー?(笑)」「えっ?玉木宏さんに?プッ(笑)」

山口「うわー、みんなー、やめてー、恥っずー・・・」

まさかの大騒ぎになってしまった。

「うわー、きくさんが、玉木宏になりきろうとしてるー(笑)」だの

「うわー、きくさん、モテたいんや~(笑)」だの

「なんかチワワに似てるー(笑)」だの「いや、柴犬に似てるー」だの

言いたい放題。(なんで、そこで犬やねん)

小学時代、自分の書いたラブレターが見つかって、みんなに晒された時の

あのはずかしめ以来だ。

ひょっとしたら、似てる!って言われるかも、などという希望的妄想は

砂上の楼閣のごとく崩れ去った。

この度、このような高感度アップを狙った「玉木宏似、誘導未遂騒ぎ」を起こしてしまったことは、 私の不徳の致すところであり、誠に申し訳なく思っております。今後、二度とこのような不祥事を起こさぬよう、 身の丈を知り、再発防止に努める所存であります。