KAGEROU



ふらりと立ち寄った図書館。
なにか読みたくなる本との出会いを求めて。。。

そういえば、読んでいなかった
水嶋ヒロさん改め齋藤智裕さんの処女作!

2年ほど前、第5回「ポプラ社小説大賞」を
1285編の応募の中から受賞し話題になりましたよね。

「今日的な社会問題を取り入れながら独特の世界観を作り上げており、
スピード感と同時に、哀しさとおかしみを感じられる書きぶりに引き込まれる」
というポプラ社の講評にもある通り、物語の描き方がおもしろかったです。

肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?
という問いを投げられるのですが、なんとも奥深い・・・。
ハッキリとしたメッセージが提示されるわけではなく
解釈の仕方は読者に大部分を託されていて、
あっと間に読めるのに気持ちの整理をするのにはじっくり時間を要しました。
なかなかない感覚です。
私にとっては意外すぎる結末。その余韻に未だ浸っております。

齋藤さんが物語る「命の大切さ」、皆さんはどう受け止めたのでしょうか?
私は「1日1日を納得のいくように生き抜きたい!」と思いましたよ。