【皆は命懸けてます】

今回は、写真がなくてスミマセン。
さて、今回は、個人的に、大好きな実況『春の高校バレー』の事について書きたいと思います。

毎年、2月は、福岡県の県代表決定戦が行われますが、
福岡は、中学時代から全国的にレベルが高く、代表決定戦も、
毎年素晴らしい、壮絶な戦いが繰り広げられます。

男子で紹介すると、例えば、優勝候補の1つ、福岡大学附属大濠高校は、
中学時代日の丸を付けて世界と戦った選手がスタメン6人中半分の3人、
今の1年生は、中学時代日本一を経験しています。又もう一つの東福岡高校は、
今のメンバーで夏のインターハイ全国ベスト4、若き熱血監督藤元聡一監督の下、
今年も全国で期待されているチームです。

全国的に見ても、ベスト8以上に入れるであろうチームが、
県内に2チームもあること自体凄いのですが(又大会前にこのブログで紹介していきます)、特に、東福岡の藤元監督の『執念と情熱』は、凄まじいものがあります。
去年、優勝候補の福岡大学附属大濠高校を下し初優勝。
インターハイでも春高日本一の東京東亜学園を準々決勝で下し、
その名を一気に全国へ広めました。

とにかく、朝起きた時から寝るまで、バレーの事ばかり。
本人曰く『僕は相当なバレーフェチ』。選手への指導も、超熱血です。
監督曰く、奥様とお子さんがいるのですが、
冗談で『うちはほとんど帰ってこない』(笑)と言われているとか、
それも全部バレー、春高バレーに、精力を注いでいるからなんです。

もちろん、選手達も、『俺たちは日本一になる』と、
『本気』で考え、相当な練習量を誇っています。

藤元さん曰く『僕は、これに命を懸けています。

もちろん選手達にも命を懸けさせます』。
この言葉は、表面的な格好のいい言葉でも何でもなく、かなりの『本気・本音』なのです。

男子も女子も、特に上位に進出するチーム、
優勝するチームは、『これに命を懸けている』チームばかり。

従って、要は何を言いたいのかと言えば、実況する僕達も、
それに応えるべく、『命を懸けて中継』するつもりで
(もちろん熱くなり過ぎて、はちゃめちゃになるのとは違います)、実況します。

周りでは、『所詮県大会なんだから・・・』と言う人もいます。
テレビを見る人も、中には、『高校生スポーツ、ましてやバレーボールだろう』と
言う人もいるかもしれません。色んな人が色んな見方をしていいと思いますが、
福岡県の『春高バレー代表決定戦』は、
『青春そのもの』・『命を懸けている人達の壮絶な戦い』であることは間違いありません。

去年、先輩で『春高バレー』の実況をかつてしていた田久保アナが、
バレー協会との打ち合わせの時、こんな事を言っていました。
『後輩の大谷アナが春高を実況するのが、物凄くうらやましい、
何なら僕もその場に行って実況したい、それ位の情熱があるソフトです』と。
田久保アナも、僕と同じ気持ちなのです。

僕も今年春高実況10年目になりますが、生徒達と一緒に『青春』するつもりです。
チームの熱い気持ちに応えるつもりです、ですから、テレビを見る皆さんも、
『命がけで戦っているんだ』と言う『熱き思い』を、感じ取ってもらえればと思います。

放送は、2月7日午後4時からです。是非お見逃しなく。

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