初めての春高バレー全国大会

年が明けて、いきなりの大きな仕事、

春の高校バレー全国大会の実況。

取材をしていく中で、選手の誰もが口にする“憧れの夢舞台”。

実は、「春高バレーの実況がしたい」と、

フジテレビ系列のアナウンサーを目指していた私にとっても、

それはそれは、大きな夢舞台でした。

初めての実況は、

女子1回戦 誠修高校(福岡)対 青森西高校(青森)。

終わってすぐは、緊張と興奮で

試合中のことをほとんど覚えていませんでした。

両校の監督・選手達に御礼を言いに伺うと、

顔をくしゃくしゃにして涙を流す青森西高校の選手達の姿を

目の当たりにしました。

当然ですが、3年間バレーボールに懸けてきた選手の思いは、

福岡でも青森でも同じ。

それと同時に、選手たちの涙を見て、

「果たしてその涙に見合うだけの実況ができたのか」と

自分自身に問いかけるきっかけをいただきました。

今回の春高バレーの仕事を通して、

全国の選手・監督のみなさんから教えていただいた

アナウンサーとして、取材する者としての「大切なこと」。

私自身の『原点』『初心』として、感じたことを胸に、

今年1年もがんばっていきたいと思っています。

改めまして、今年もよろしくお願いいたします!