「夢の舞台へ!桜花賞」

競馬の世界は、いよいよ春のクラッシック開幕。あす日曜日、阪神競馬場で行われる、第81回桜花賞(GⅠ)。選ばれた2歳牝馬18頭の戦い。その中の1頭「ヨカヨカ」はその名が示す通り『九州出身』。九州産馬として初のクラシック制覇がかかります。

金曜日、そのヨカヨカの故郷、熊本の牧場を訪ねました。出迎えてくれたのは、ヨカヨカの生産者、本田土寿さん(60)。

小倉競馬場で、本田さんの愛馬のレース後に時々お会いしますが、牧場を訪ねるのは、実に二十数年ぶり。20年以上前、競馬中継の実況の傍ら、特集のディレクターを担当していた頃、九州の牧場を紹介する企画で訪れて以来です。

熊本市の郊外にある本田牧場。本田さん手作りのきゅう舎、こじんまりとした放牧地。二十数年前、本田さんは「いつかは熊本からクラシックの舞台へ」と、夢を語ってくれました。

夢を現実にするために、北海道の馬産地へも積極的に足を運んで最新のノウハウを学び、常に研究と実践を重ねてきた本田さん。牧場にほど近い場所が震源だった熊本地震の被害も乗り越え、夢に向けて競走馬の生産を続けてきました。

「ドキドキして毎日眠れないねえ」と話す本田さんの夢を乗せて、注目の一戦、期待の一戦はいよいよ、明日日曜日午後3時40分スタート。レースの模様はテレビ西日本の、「競馬BEAT」で。

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