と・ん・だ1年

突然ですが、今年の漢字は「金」でしたが

さて私の今年の漢字は何だろうと考えました。

残念ながら、今年も「痩」は当てはまりませんでした。

もちろん「金」も違うな。有馬記念は

的中はしたものの、結果的に財布の中身は減っているという始末。

大きな病気も怪我もしなかったので「無事」・・・・・

ありがたいことですが、二文字ですか。

 

そうです、この漢字がたぶんぴったりというのがありました。

「飛」

今年は、「熊本地震」「博多駅前大規模陥没」そして

「プーチン来日」と大きなニュースの度に

ヘリコプターリポートを担当しました。

2005年・福岡県西方沖の地震以来の

ヘリコプターリポートだったのですが

結局計算すると、今年は40時間近く

ヘリコプターに乗っていたことになります。

年末の報道特番などで、現在の熊本の姿が

映し出されていますが、熊本城は地震当時と違い

むき出しの屋根の骨組みからは草が生えだしていて

復興がまだまだ進んでいないことをいみじくも

語っています。

 

今年、フジテレビ系列の九州・沖縄8局のアナウンサーは

12月にTNCに集まって、「災害対応アナウンス研修会」を

開きました。

日頃、緊急放送対応の訓練は各局で行っているものの

活断層の専門家の講演を聞いたり、熊本の同僚から

当時の話を聞いたり、密度の濃い1泊2日の研修会でした。

日頃は地上から報道にあたる機会が多いだけに、今回は

あえてヘリコプターで収録した映像にコメントを付ける実習も

行いました。

ヘリコプターの映像では、地上の細かい様子は

わからないことも多いのですが、例えば被災地で

給水所に並んでいる人の列の長さはよくわかりますし

その並んでいる人の影が短ければ、真昼だということが

判り、日傘をさしている人がいれば日差しが強いという

ことも伝えることができます。

今回は私が経験した時が近かったので、このあたりは

しっかり伝えたつもりです。

「マクロ」と「ミクロ」が揃ってこそ

災害報道は成り立ちます。

九州ではありませんが、先日の糸魚川での大火災でも

上空からの映像がその延焼範囲の広さを生々しく

伝えていました。

 

こういった危機感はやはり時と共に薄れていく

こともあるでしょう。

ただし、若手の時でなく、30年目で飛んだこの1年は

私にとって、現役として、かつ研修の指導に当たる身として

更に気を引き締める大きな経験になりました。

 

今年もTNCアナウンサーズを応援いただきまして

ありがとうございました。

個人的には、来年こそは

「身を引き締める」1年にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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