いよいよ明日 夏の小倉最終週

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いよいよ明日が、この夏最後の競馬中継です。

この夏MCになってあっと言う間の7月8月9月でした。

色んな人にお世話になった競馬中継。明日は集大成です。

一番MCとして小倉に来てくれた、今井りかさん。マネージャーの高崎さん。

写真、僕のお隣が、元同志社ラグビー部、北野高校出身 関西広報、同級生丸ちゃん、一番右が草食系鈴木氏、そして、変な顔が、競馬ディレクター大島君。寂しさも残る最終日、頑張ります。明日のゲストは、もりちえみさんです。放送は、午後3時からです。

エースの時間

 いよいよ、勝負の9月に突入したソフトバンクホークス、TNCでは、今月、13日の日曜日午後1時から、そして、21日22日の祝日に野球中継を連続で放送します。そのいずれも実況を担当する私の登板も、今シーズン残り3試合となりました。2日、早々と、13日の中継の為、先発予定の『杉内』投手(日曜日登板)の取材に、ドームへ向かったのが、お昼の12時50分、この日は、早出特打組がいなかった為、誰もいないドームのグラウンドで、杉内投手を待つ事に。実は、今シーズン何度か杉内投手に、単独でゆっくり取材をした事がありましたが、単独で話をゆっくり聞ける『エースの時間』があるのです。今のホークスは、投手と野手が別々に練習を開始する為、選手がグラウンドに姿を現す時間は様々。但し、投手は、全員が集まった時点で練習開始となるスケジュール。そんな中で、実は、誰よりも早くグラウンドに毎試合毎試合姿を現すのが、エース『杉内投手』なのです。昨日の火曜日は、先発登板2日後の為、休日。従って、日曜日の先発登板から次にグラウンドに現れるのは、今日水曜日と言う事になります。その杉内投手が必ずグラウンドに姿を現す時間があります、それは『1時30分』。投手全員が集まるのが、大体その10分後の1時40分です。通常杉内投手は、誰よりも早くグラウンドに姿を現し、一人で、フェンスに向かってボールを投げる時間があります。この時間凡そ5分(この5分の間でいかに取材できるかが勝負になります)。そして、次に、2番目に出て来るピッチャー(これまでは、神内投手でしたが、今は抹消になっている為、大隣投手か三瀬投手)とキャッチボールをすると言う流れ、そして、全投手が集まる集合時間を待つという『杉内投手のサイクル』があります。そこを狙って、今回も、杉内投手を待つ事に。しかし、この日は、何と、嬉しい誤算が。いつもより5分も早い、1時20分に一人グラウンドへ姿を現したのでした。これは、ゆっくり話が聞けると、そこを追いかけ杉内投手を直撃。幸運な事に、5分早く杉内投手が姿を現した為、二人でグラウンドに腰を下ろし、話は、『配球論』から、『マウンド上での信条』、『エースとは?』、『1回と2回から4回、そして、7回から9回までのピッチングの考え方、ピッチングの違い』、更には、『ダルビッシュ、涌井、田中将大についての話』まで、かなり有意義な話が出来ました。これは、9月13日の中継(杉内投手が先発すればですが・・・)で、たっぷりとお伝え致します。どうぞお楽しみに。もちろん、野球中継は、『取材をして来た話』を披露する場ではなく、あくまで、目の前で起こっている状況を、いかに臨場感を持って伝えられるかですので、そんな状況、取材した話がリンクするようになったら、スパイス的要素として、お伝えしますね。

 ちなみに、この日、2番目にグラウンドに出て来て、杉内投手とキャッチボールを始めたのは・・・明日先発予定の『大隣』投手でした。

 

後輩・坂梨からのお土産

p2009_0829_010502 日曜日、ブエナビスタが札幌記念で惜しくも2着。結局凱旋門への挑戦も断たれてしまいました。応援しているこちらとしても、残念な気持でした。数日後、ブエナビスタの勇姿をその目に焼き付けて、出張から帰って来た、後輩坂梨アナウンサーから、こんなお土産がありました。『ブエナビスタ』の『単勝・複勝記念馬券』。競馬中継内でリポートをし、貴重な経験を持って帰ってきた坂梨から、お土産話も沢山聞けましたが、ちなみに、この『記念馬券』を会社の競馬班や先輩達に、7・8人配りまくっていました。

これは、大事に取って置く事にしましょう。今度は、こんな記念馬券とともに、高配当で馬券を当てて、たまには、先輩に還元してね。

読書のすすめ~『覚悟のすすめ』

p2009_0827_162136p2009_0827_1621151 皆さんに、この秋、読書のすすめを。阪神タイガース『金本知憲』選手の『覚悟のすすめ』です。現役選手の中で最も個人的に尊敬する金本さんの著書を前々から読みたいと思っていたのですが、購入したその日に、東京行きの飛行機の中であっという間に読破。読みながら、あらゆる状況を今の自分に置き換え、非常に興味深い本でした。

この本の中で、最も興味深かった部分を3つ紹介します。

①『感謝の心』。

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男らしさとは一体何か?それは外見や雰囲気ではないと言う部分です。男に欠かせないのは、『信頼に応えること』だと。金本さんであれば、大学時代の恩師『伊藤義博』監督、広島時代に鍛えてくれた『三村さん』、『山本一義』さん、『高代』さん、『達川』さん、そして、『山本浩二』さん、タイガースに誘ってくれた『星野仙一』さん、『岡田前監督』。

男だったら、信頼してくれる人のためには、命を懸けるくらいの『覚悟』で報いようとしなければならない。

まさに、僕個人も、それを最近痛切に思います。

二つ目は、②『不平不満を口に出すことだけはしないように戒めよう』

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 『自分は正当に評価されていない。うまくいかないのは自分のせいではない、周囲が悪いんだ』と言い訳をする人がいる。でも、それを口に出してしまったら、言わずもがな、それまでの男である。駄目になるに決まっている、気持が乱れ、集中力も欠く、それがプレーに出る。

 3つめには、③『自分ひとりの喜びよりも、チームの勝利を』。星野監督から岡田監督に代わった年、金本選手が、一度猛烈に鳥谷選手を激怒した事があったそうです。それは、チャンスで全力疾走を怠った事。星野監督の時にはなかったのに、岡田監督になって、そういう部分がチームに出て来たと、『ああ、タイガースの選手は、監督によって、態度を変えるのか?もうチームの為になんかやらない、個人の為に成績を残す』、そう思ったと言います。只、それで戦っていても、全くの充実感がない、チーム全員が高い意識を持って、勝利に向かって1つになることの喜びの方が遥かにうれしいと。金本選手が激怒して以来、鳥谷選手も、走塁の意識が変わったと書いてありましたが、つまり、周りが同じ目標に向かって、高い意識で突き進むことこそ、喜びも大きい、その喜びの為に、僕らも仕事をしていると感じています。

本当に、この本の金本選手の精神論に共感できる部分がたくさんありました。是非、皆さんも、一度は手にして見て下さい、野球の見方はもちろん、生き方自体が少しは変わるはずです。

ブエナビスタ 夢の扉は・・・

いよいよ明日、3歳牝馬の『ブエナビスタ』の凱旋門賞への第一歩、『札幌記念』が行われます。ロンシャンへの扉は開かれるのか?明日の午後3時からの『ドリーム競馬』では、たっぷりと、その直前情報、レース、レース後の雰囲気をお伝え致します。実は、私の後輩、坂梨アナウンサーが札幌競馬場からリポートする予定で、今日、札幌に入っています。羨ましい。最後方から差し切るタイプの『ブエナビスタ』にとって、札幌の当日の馬場状態は気になる所。これまでは、東京であり、阪神であり、京都であり、最後の直線が比較的長い競馬場で、その持ち味を存分に出して来た『ブエナビスタ』。実は、札幌の直線は、小倉よりも短く、269.1m。これまで経験した競馬場で最も短い直線での勝負に挑みます。しかも、今週から、Cコース使用で、先週よりも1.5m外側に移動柵が設けられ、荒れた内側の馬場を通らなくて済むようになりました。現に、坂梨アナウンサーからの今日の情報では、馬場はそれほど荒れている具合もなく、各ジョッキーも、『馬場は良い』と証言。と言うことは、先行馬が残る結論に至ります。と言うことは、更に言うと、『ブエナビスタ』にとっては?どうなるんでしょう、そこが最大の焦点になります。只、安藤勝ジョッキーは、追い切り後のコメントで、『変に前にいく競馬はしない。通常通りの競馬で』と口にしています。前が伸びる馬場で、しかし、通常通りの競馬ということは、後方から『差し切る競馬』、これで、古馬を一蹴するならば、凱旋門賞での夢も更に広がって来ます。さあ、明日、どんな競馬を見せるんでしょうか?ロンシャンへの扉を自らこじ開けることが出来るんでしょうか?是非、ドリーム競馬で、その一挙手一投足をお見逃しなく。ちなみに、明日のドリーム競馬のゲストは、グラビアアイドル『磯山さやか』さんです。

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