「本番で確認してみてください」

大分、東京、仙台、神戸、軽井沢、そして再び仙台…

先月から今月にかけての私の出張先です。結構お世話になったのがこちら。

新幹線です。「えっ?」と思われた方もいらっしゃるでしょうが、(私もその一人)新幹線です。仙台出張で乗った列車で、どちらかが東北新幹線・八戸行きの「はやて」、そしてもう一方が秋田新幹線に直通する「こまち」です。
普段乗る新幹線といえば、「のぞみ」「ひかり」「こだま」ですが、この秋は、「はやて」「こまち」に加え、「やまびこ」「あさま」といろいろ乗りました…

そんな新幹線の列車の名称に、来年3月12日新しく加わるのが「みずほ」と「さくら」
九州新幹線と山陽新幹線の直通列車の名称です。博多と鹿児島中央の間が最速1時間20分。さらに博多駅の新駅ビル開業も……九州に住む私たちにとっては例年以上に春が待ち遠しくなりそうですよね。

さて、何か新しいものが誕生し、聞き慣れない言葉が使われだすと、我々アナウンサーは頭を悩ませます。言葉のアクセント、どの部分を高く発音するかです。つまり…
くら』か『さくら』か、あるいは『ずほ』か『みずほ』か。(字の大きい部分を高く、小さい部分を低く発音してみてください)

列車の名称は、通常、普通名詞のアクセントで読むことを原則としているので、「桜」「瑞穂」の共通語アクセント通り、『さくら』『みずほ』で読むことを、テレ西のアナウンサーの間でも確認しています。

これから、かなりの頻度でニュース原稿にもでてくる「さくら」と「みずほ」。興味のある方は、本番のアナウンサーの読みを確認してみてください。

……長くなりましたが、最後に「テレ西アナウンサー朗読の時間」たくさんのご応募あ
りがとうございました。当選された皆様、ぜひ会場でお会いしましょう。

えっ、練習してください?そろそろいかなくっちゃ…では失礼。